記念すべき第一回目の「おやこカフェ」が無事に終了しました。
今回は、千葉県中北西部や東京都東部地域で安全・安心な食材を中心とした宅配事業を展開している、
なのはな生協さんのご協力も頂いて、学んで美味しい実りある会になりました。
スタッフの仲間達は、この日に向けて様々に奮闘してきました。
毎週集まってのミーティング、
リスクマネジメント研究、
研修への参加、
チラシの作成や配布、
「おやこ組ぱちぱち」の開催、
大人も愉しむ姉妹活動「憩いの森 わのまま」、
などなど・・・
家事や子育てをしながらでも前を向いて活動するその原動力はズバリ!
未来を創るこどもたちがもっと伸び伸び出来るように☆ミ
孤育てを感じてしまうママたちと楽しく生活していきたい☆ミ
という想いです。
その想いが今回はカフェという形となりました。
「森のようちえんを知るための全3回開催」予定の内の第一回目です。
現代のこどもたちが置かれている環境や背景を見つめ直し、
森のようちえんでの環境部分、森=都市公園が、こどもたちや私たちにとってどんな場となりうるのかをシェアしました。
初めに、互いの緊張をほぐすためのワークショップをしました。
住んでいるところ、出身地、今関心のあることを自己紹介しあいます。
さすがママたち。初対面でも和気あいあい♪
ママから一度も離れたことが無い子も、するするとスタッフに抱っこされて隣のキッズルームへ。
思い思いの楽しい時間を過ごしていました。
森のようちえんの定義、
森のようちえんに携わる大人の関わり
などを資料で確認した後、
こどもたちは生まれながらにして様々な事柄から影響をうけていることを認識します。
そして、習い事や早期適宜教育、メディアとは?
否定するのではなく、改めて捉え直しました。
次に、「本来のこどもの姿」を見つめ直して・・・
私たちは一体、どんな子育てがしたいの?
文部科学省が掲げる「生きる力」を紹介して、
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/pamphlet/index.htm
受動的になりがちな生活とは違い、
こども自身の興味関心を発揮する機会が多く、主体的な行動やこども同士の関係の中での成長を待つ保育である、
「森のようちえん」を紹介しました。
長野県 「野遊び保育みっけ」の園長内田幸一さんの文献を参考に作成した資料を皆さんで共有し、第一回目ながら、様々な子育てへの想いが交錯した有意義な時間になったように思います。
そしてその後は、なのはな生協さんの試食ランチ。
こどもたちにはおやつのお土産までご用意してくださいました。
添加物や農薬など食を取り巻く問題は、子育て中の私たちにはとても密接です。
おいしくて安心、私たちの強い味方です!
なのはな生協さん、ありがとうございました☆
その後は歓談タイム。
アンケートとみなさんの笑顔を頂いて、無事に閉会となりました。
アンケートでは、
・話を聞いて改めて子ども主体の遊びや自然体になれる環境のもとで育児していきたいなあと感じた
・子ども中心で生活しているつもりが、親の都合で子どもを行動させている事に改めて気づいた
などなど、みなさんそれぞれに思いが深まったようでスタッフ一同とても嬉しく思っております。
次回は、アンケートでも多かった、
「保育者のかかわり」について開催しようと考えております。
見守る、とは?
しつけはしないの?
私たちも同じ母親です。
そしてみなさんも保育者です。
こどもたちはそれぞれ違ってみんないい。
保育は多様性に富むものです。
みなさんと共に、私たちは成長していきたいです。
またどうぞよろしくお願いいたします。